プロデューサー紹介

老舗、人気店、著名シェフと意外性に満ちた人気商品を開発! 長井 信一 商品企画部 部長代理 桜井 彩 商品企画部

NAGAI SHINICHI 長井 信一 商品企画部 部長代理

メーカー・商社、スイーツ関連の企画会社など、数社を経験した後、杉山商事に入社。百貨店やコンビニエンスチェーンなど“食”の業界に関わるお客様だけでなく、広告業界、IT、各種団体など領域を問わず人脈を広げ、そのネットワークを駆使して新しい商品開発やソリューションをご提供してきました。

SAKURAI AYA 桜井 彩 商品企画部

学生時代は空間デザインやグラフィックデザインなどを学び、広告代理店、スイーツ関連商品の企画・営業職を経た後、縁があり杉山商事に入社。浅いながらもデザイナー・ライターとしての経験も積んできたため、使えるツールはすべて駆使し、開発商品に自分ならではの“色”を加えています。

前職を離職後、杉山商事に転職

長井女性の躍進が最近話題になっていますが、部下の桜井も問題解決能力やバランス感覚に優れた行動力のある女性。今は商品企画部になくてはならない存在です。

桜井面と向かってほめられたのは初めてかも! なんだか照れます(笑)。

長井桜井は4年半ほど前に当社に入社し、商品企画部に配属されましたが、転職前は当社とお取引関係にあった会社でスイーツの企画開発に携わっていたんです。そのため、桜井と私は以前から懇意な間柄でした。

桜井でも、体調を崩して会社をやめざるを得なくなってしまって。それで、新潟の実家に帰ろうかな……と考えていた退職後の宙ぶらりんな時期に、たまたま長井さんとお会いする機会がありまして……。

心の隙間にスルッと入ってくる“長井流マネジメント”

長井話を聞くうち東京の住まいもそのままだと言うし、実家に戻る決意もハッキリ定まっていない様子。だったらうちでスイーツの新商品を開発しないかという話にあの時なったんだよね?

桜井そうです。実家に帰るって大きな決断ですし、帰ってしまったらもう東京に戻る機会はないかも……と悩んでいた時だったので、長井さんの言葉がきっかけで私は次のアクションを起こせました。

長井でも、私としては決して無理強いはしたくなかったんです。彼女は大きな旅館の長女ですし、それ以外にもたくさんの選択肢と可能性を秘めた人。何より、どの道を選択するかは最終的に本人が決めることだと思っていましたから。

桜井振り返ると、あの時はもっと自分の可能性を追求してみたい気持ちが心の隅にあったんだと思うんです。そんな心の隙間にスルッと入ってくる手法は長井さんならでは(笑)。相手の状況や心の内を冷静に観察しながら、ここだと思った時に的確にアドバイスしてくれる。一緒に働き始めてからもこの“長井流マネジメント”に、何度も私は助けられてきました。

「ラム納言」のプラスα商品の開発にも携わる

長井食品原材料の専門商社として180余年の歴史をもつ当社も、昨今では新たな食品の企画開発に注力しており、その一例が「日本橋ゆかり」さんとコラボした創作菓子「ラム納言」です。

桜井日本橋の店舗でしか購入できない創作菓子「ラム納言」は、名店「日本橋ゆかり」の三代目・野永喜三夫氏と何度も打ち合わせ、試食を重ねながら作り上げられた完成度の高い商品です。大納言小豆とラム酒の絶妙なコラボは「ありそうでなかった」と“食”の業界関係者からも大変好評ですし、ヘルシーな小豆を使っている点からも、“美”に敏感な女性から高い支持をいただいています。そんな「ラム納言」の魅力をより高レベルに仕上げた「ラム納言ぜんざいセット 彩」は、私が開発に携わった冷凍スイーツギフト。こちらもとても人気が高い商品ですので、より多くの方に召し上がっていただきたいですね。

長井これは、アルコール度数によって異なるラム酒の風味づけや、口に入れた時のなめらかさ、のどごしはもちろん、パッケージやシールにいたるまで、「日本橋ゆかり」さんと当社のこだわりが凝縮した商品。ギフトカタログを手に取られた際には「ラム納言ぜんざいセット 彩」にぜひ注目していただければ!(笑)。

喜び≧責任。大変だからこそ達成感も大きい

桜井私たちが手がける監修商品とは、お店やシェフのこだわりをベースに新たな商品を創造すること。大半は「○○の商品を当社で作りたいのですが、商品化に必要なエッセンスをいただけますか」といったご提案からスタートしますが、商品化までに長い時間を要することも珍しくありません。でも苦労した分、商品が完成した時の達成感は言葉では言い表せませんね。

長井試行錯誤の末にサンプルが完成して、それをシェフに召し上がっていただいた時、「美味しいね。すぐにでも売ろうよ」という好反応を頂戴した瞬間が最もうれしいですね。また、一般的にあまり使用しない原材料を使いたいというご依頼を受けた際は、まさしく“産みの苦しみ”を味わうことになりますが、逆に大変だからこそ達成感もハンパないのでしょうね。

どうせ働くなら、笑顔で仕事がしたい

桜井それにしても、杉山商事の社員はみな日々の仕事に追われていますが、笑顔で仕事ができるアットホームな空気感は杉山商事ならでは、って思いませんか?

長井私自身“怒り”という負の感情は職場には必要ないと思っていて、基本的には“一緒に楽しく仕事をしたい”と常々思っています。何より、当社で働く社員全員がいつも笑顔でいられる理由は、上司・部下の括りを超えた仲間意識が強いからかもしれません。要は、隣の席の人が困っていたら自主的に声をかけ、助けあう。この好循環によって自然と心に余裕もできますし、スキルも向上します。こうした温かな雰囲気は当社が長年にわたって培ってきた独自の社風といえるでしょうね。

桜井今後も笑顔かつ柔軟な姿勢で、多くのお客様に喜ばれる監修商品の開発に携わっていけたら最高ですね。長井さん頑張りましょうね。

長井もちろん! ぜひご期待いただきたいですね。

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