酉・鳥・鶏
2005年に入り早くも2ヶ月が過ぎました。今年は酉年。私は先月24歳の誕生日を迎えたばかりの年女、そして小さい頃から鶏の唐揚げや焼き鳥、親子丼、オムライス、棒々鶏etc…といったトリ料理が大好きです!!
そんな私が新たなトリメニューに出会ったのは、約一年前に初めて函館を訪れた時でした。それは函館市内に11店舗あり、人気ロックバンドGLAYも一押しの、ラッキーピエロというお店の『チャイニーズチキンバーガー』です☆他にも個性的なハンバーガー(酢豚バーガー、エビチリバーガー、イカ踊りバーガー等々)が多数ありましたが、迷いに迷った末『チャイニーズ・・・』を注文すると、大きな×2鶏の唐揚げを中華風の甘酢ダレにからめて新鮮なレタスとマヨネーズと一緒にパンに挟んだハンバーガーが出てきました。
いざ一口食べてみるとチキンは柔らかく、とてもジューシーで思わず顔がほころぶ美味しさでした。
(感動!!)
みなさんも函館に行かれた際には、是非是非ラッキーピエロに足を運んでみて下さい♪
家庭の味もいい。
町中にいろいろ美味しいものがあふれて それはそれで素晴らしく有難いことなのですが外食とかお惣菜を買う(中食と言うらしい)電子レンジで手軽に食べられる冷凍食品(最近は結構美味しい)で済ませてが続くと料理とは呼べない程度のものでも自分で作って食べると美味しいと思う。
これがおふくろの味なのでしょう。慣らされた味付けで子供のころはあまり好きではなかったものが食べられるようになっていてそれが自分の口にあう。
暖かいものは暖かいうちに冷たいものは冷たくして春さきならばフキノトウ・タラノメの天婦羅とか若竹の煮物竹の子ご飯・蛤のお吸い物などなど いちごも最近とても甘く美味しい。
季節を感じて食べることは美味しく楽しく豊かな気分になる。
さらに家族・気のおけない友達などとおしゃべりしながら食べるのは何物にも変えがたい味がする。
最上操子
浅草・仲見世のニューフェイス!!
今日3月3日はひな祭りです。ひな祭りといえば雛あられ、甘酒、チラシ寿司・・・と食べ物ばかりが思いだされますが、この中から私が最近見つけた甘酒の頂けるお店をご紹介したいと思います。
そのお店は浅草・雷門をくぐり浅草寺に向かう参道、通称「仲見世」にあります。
末広がりの八十八のお店が並ぶ仲見世で一番新しいお店「あづま」は甘酒ときびだんごが売りのお店です。きな粉の香りに誘われて私もついつい行列に並んでしまいました。
温かくてあま~い甘酒は口あたりよく浅草散策の疲れを『ホッ!』と癒してくれ、茹でたてのきびだんごは『トロトロ』で小腹を満たしてくれます。きびだんごは2~3分おくと弾力を増し歯ごたえもたのしめます。これも又おすすめ!です。
私は5本のきびだんごをあっという間に頂いてしまいました。
浅草育ちの私もファンになってしまったこのお店「あづま」。夏は甘酒から抹茶になる予定だとか。これも季節限定でたのしみです。
皆さんも浅草に遊びにいらしたときは『ホッ!』と『トロトロ』を経験してみて下さい。
小林 裕子
本場中国の味
私が子供の頃、中華まんといえば、「肉まん」「あんまん」でした。
寒い冬の日に、蒸かしたてでアツアツの肉まんを両手のひらでキャッチボールして冷ましながらフーフーと、よく食べていたことを思い出します。
その後、「カレーまん」「ピザまん」などが登場した時は子供心に感動し、しばらくはまってしまった時期もありました。
最近では、コンビニなどで売られている中華まんを見て、その具材の種類の豊富さに驚かされます。
「豚まん」「チャーシューまん」「エビチリまん」「フカヒレまん」「カスタードまん」「じゃがバターまん」etc...味もそれぞれ、なかなかのものです。
でも本場の味を楽しみたい方には、やはり中華街がお勧めです。
私は仕事でよく横浜中華街に足を運びますが、色とりどりの料理店やみやげ物店などが軒を連ね、街全体が『食のテーマパーク』といった感じで、色々な種類の中華まんに出会う事ができます。
街を歩くと午後などは、中華まんを片手に、ほおばりながら歩くカップル達や学生さんの姿が...若いっていいな♪
話しを元に戻しますが、そんな中華街で私がお勧めしたいのは『キノコまん』です。
南門シルクロード通り、横浜大世界に近いあるお店では、キノコまんは、肉まんに並ぶ定番メニューで、6種類のキノコ類+筍をふんだんに使用した具材は甘辛く味付けされていて、中種法で手間を掛けたうまみのある生地との相性は抜群です。
しめじ、えのき、椎茸などの歯ごたえがたまらず、もう最高!
もちろん、肉まんやあんまんも絶品で、1Fの喫茶&売店にて、蒸かしたてやお土産用の冷蔵品を買うことができます。
また、こちらのお店の2Fは広東料理の隠れた名店で、本場中国の味を存分に味わうことが出来ます。 横浜中華街にお立ち寄りの際は、ぜひ探してみて下さい。
まだまだ紹介したい、おいしい中華まんがありますが、今回はこの辺で...
飯田 昌二
ブラックフード取り入れてます!
今テレビや雑誌等で話題になっているブラックフード(黒い色の食べ物)ですが、なぜ黒い色の食べ物が美容と健康にいいのか??
黒い色の食べ物といえば、「黒豆、黒ごま、黒糖、黒米、ブルーベリー」などどれも体に良い物ばかりです。これらの黒い色の食べ物には抗酸化酵素としてポリフェノール類が多く含まれており、ホルモンバランスを整えたり、体を温める効果があると言われています。
私が今取り入れているブラックフードは「黒豆ココア」です。
黒豆には大豆イソフラボンが多く含んでいるので美容効果絶大です。
ココアもポリフェノールと食物繊維が含まれているので黒豆ココアは女性にお勧めの飲み物です。
他にもスイーツ系だと、黒ごまプリンや黒ごまアイス等、ヘルシーなのにどれもおいしく召し上がれる物ばかりです。
これからも身近な食材でブラックフードを取り入れていきたいと思います。
K.T
あなたはどちら派?
友人と飲んでいてたまに話題になるのが「目玉焼きに、何をかけるか?」という疑問。私自身は「塩」を主張するが、「醤油」、「ソース」、「ケチャップ」など様々な答えが返ってくる。私としては「塩」はゆずれないのだが、友人たちも自説にこだわる。いつまでたっても平行線である。他人に「塩」を強要するつもりはないが、彼らの主張をすんなりと認めるのも本意ではない。冷静に考えれば、「目玉焼き丼」は「醤油」である。何故といわれても困るが、自分ではそれが「おいしい」からだ。ハム・エッグなどでパンを食べるときなどは「ケチャップ」を使うときもある。我ながら「なんと、一貫性のない・・」と、反省はするのだが・・・。
「食」には、ルールなど無く、自分がおいしいと感じる食べ方が最高なのであろう。などとまた自分勝手な結論を出してしまうが、「本物の味」を知ることは大切なことであり、それを知った上での話だと思う。先日会った若い方の中に、納豆にマヨネーズを入れる人がいた。納豆に砂糖を入れるという友人の話以上にびっくりした。私が驚いていると「納豆に卵を入れるでしょう、マヨネーズも卵でできてるんですよ(そんなことはわかってますよ、私だって)。だからマヨネーズを入れたっていいじゃないですか。」と、ご親切に説明してくれた。私が聞きたいのはそんなことではなく「それがおいしいの?」ということである。その人がからし、青海苔、ねぎ、鰹節といった定番のものを経て、マヨネーズに至ったのならそれも良しとは思うのだが。
「食」にはルールがないと書いたが、「一緒に食事する人たちと楽しく」、「作ってくれた人に感謝をする」私にとってこれが最低限のルールといえるかもしれない。
西田照孝
国立名物「すた丼」
都心から中央線で45分。JR国立駅南口を降りると、真正面に大きな通りがあり、春は桜の花が咲き乱れ、秋はいちょうの葉が通りを黄金色に埋めつくします。
また、国立は学園都市としても知名度が高く、一橋大学をはじめ国立音楽大、桐朋学園といった有名校があります。
そんな国立で変わった豚丼があるという情報を得て、実際に行ってきました。その名は「すた丼」。店名も「元祖すた丼の店」と非常にわかりやすいのが特徴で初めて行く人もまず迷うことはないでしょう。
さてお店に入ってみると、黒いシャツの店員さんにカウンター席、そして食券販売機とラーメン屋そのままの雰囲気で、一瞬「店を間違えた」と思うほどです。実際サイドメニューにラーメンがあり、すた丼とラーメンのセット定食もあります。
私はすた丼並盛を注文しました。食券を店員さんに渡すと、すでに油通しした豚バラ肉と、細長く刻んだネギをにんにくしょうゆたれでからめてさっと炒め、ご飯を盛った丼ぶりにかけて、生卵を落とすだけという、いたってシンプルなものでした。
実際に食べてみると豚肉がにんにくしょうゆによくからんでいて豚しゃぶをにんにくしょうゆでご飯ごとたべているような、そんな感じです。通常豚丼というと、甘辛いたれというイメージがあります。
しかしここの「すた丼」はたれに甘味がなく、見た目よりもさっぱりとした味わいでした。すた丼に生卵、味噌汁がついて550円。
松屋や吉野家の豚丼には及ばないものの、味とボリュームを考えるとかなり安いです。
松屋や吉野家の豚丼は食べ飽きたという方や変わった丼物を食べてみたいという方は是非国立の「元祖すた丼の店」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
阿部 慎太郎
『鶯谷の一押しケーキ屋さん』
先日、鶯谷にある洋菓子店 パティシェ イナムラ ショウゾウに行きました。
静かな住宅街の中にあるお店の前には、たくさんの人が並んでいて、人気店ということが一目で分かりました。
お店の雰囲気もシンプルで、窓に飾られている外国人のポスターと、ドアの横にある赤い大きな花がとても印象的で、周りの風景からここだけが抜け出したようなお洒落なお店でした。
店内には、待っているお客さん用にお水が用意されていて嬉しい心遣いでした。
ショーケースには、見るからに美味しそうなケーキが並んでいて、何にしようかとても迷ってしまいました。
中でも、変わっているなと思ったのが、オペラのロールケーキです。オペラをロール状にさせる発想には驚きました。外側はチョコでコーティングしてあり、中のスポンジは層になっていて、コーヒーシロップがしっかりしみこんで、とても美味しかったです。
もう一点、モンブランのケーキですが、中には生クリームとカスタードクリームがぎっしり!!ボリューム満点で顔もにっこりしてしまいますよ(*^▽^*)モンブランの味はあまり強くないので、それがまた不思議な感じでした。中のカスタードは卵の味がほんのりして、お子様も喜ぶと思います。
他にもちょっと変わったケーキがありました。あんずとチョコレートのムース、下には薄いスポンジが引いてあって、何か一工夫してある味がしました。
稲村氏のケーキは“見た目”も“味”も大満足!
これから桜の花が綺麗な季節になりますから、上野をお散歩した後、ぶらっと鶯谷にも足を運んでみてはいかかでしょうか。
箕輪 匡恵
江戸前あさり
私は、小さい頃から慣れ親しんだ江戸前のあさりについて感じた事を書いてみたいと思います。
子供の頃、よく父親に連れられて浦安や船橋辺りにあさり掘りに行っていました。
場所は有料潮干狩り場ではなく 、最近ではかなり減ってきている「あさり」が自然に生息している砂浜です。
獲ってきたあさりは砂抜きをした後、味噌汁や酒蒸しに調理され食卓に並べられました。
その味は非常に濃厚であとにひく感じがありとてもおいしく、幼い頃の記憶として今でもはっきりと残っています。
最近はお酒も飲めるようになり居酒屋などであさりを食べたりもしますが、獲れた産地による違いなのかなんだか味がないように感じらます。
たかがあさりですが海の中では重要な役目を持っています。
『江戸前=東京湾』きれいな海のイメージはないと思いますが、あさりがいるから水が浄化され多くの生き物たちが住める海になります。
最近では、輸入・蓄養あさりと増えてきていますが、ぜひ一度、江戸前あさり(天然)との食べ比べをしてみて下さい。
身近な海(東京湾)で獲れたあさりのおいしさがわかると思いますよ。
海野 友和