鎌倉文学館の庭園の一角にあるバラ園。
5月中旬から6月下旬は春のバラが見頃です。
「鎌倉」や「化粧坂」「静の舞」など鎌倉ゆかりの名前がついたバラが多くあります。
残念ながら、わたしが一番好きな「静の舞」は今回咲いていませんでした。
しかし、午前中に降っていた雨も昼にはやんでくれたおかげで、雨に濡れたバラを撮影できました。
なお、秋のバラは10月中旬から11月下旬が見頃です。
文学館は、旧前田侯爵家の別邸を文学館として利用しています。
江ノ電の由比ヶ浜駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
館からは湘南の海が一望できます。
夏目漱石・芥川龍之介・川端康成など鎌倉ゆかりの文学者による著書や原稿、愛用品といった様々な資料が展示されている館です。
自由に本を読むコーナーも設けられているので、何時間でもいられます。
飲み物も館内で販売しているので、ゆっくりでき大変お勧めです。
入場料はなんと400円!!
庭園内にはベンチも設けられているため食事もできます。
しかし、食べ物を食べているとたまにトンビが狙ってくるので注意が必要です。
文学館では様々な催し物が行われていますが、おすすめは2月。
バレンタインの時期に行われる恒例行事です。
期間は短いのですが、文豪たちの愛の言葉おみくじというものがあり、とても楽しいです。
来年も行うそうなので、機会があればぜひ。
今回は特別展の「スーパーストーリー源氏物語」が目当てで行って参りました。
いまでこそ読む人は限られているうえ、女性の読者の方が多くみられますが、平安、戦国、江戸と男性の教養としてもっとも重要視されていた作品です。
現在では読みもの自体の総数が多いため、見向きもされないこともありますが。
紫式部もまさか1000年以上も残るとは思わなかったでしょう。
観光地として人気な鎌倉。
鎌倉といえば豊島屋さんの鳩サブレ。
鶴岡八幡宮の「八」の文字を形作る二羽の鳩をモチーフに、「サブレ」の音が「三郎」に似ているということで、八幡太郎頼家にちなみ鳩三郎(鳩サブレ)と名付けられてのだとお店の方が教えてくれました。
やっぱりおいしいですねー。
定期的に食べたくなります。
M.S