最近、開眼したのが、「モロコ」。
おそらく、今までいただいたことが無かったのではないかと思います。もし、いただいていたにしても、それと認識せず、いわゆる「スルー」になっていた食材でした。
写真は、1匹、ぱくっといただいた後に、その美味しさにあまりに驚いて、慌てて写真を撮ったものです。だから、お皿の上に1匹しか乗っていない。
琵琶湖の小魚だそうです。小さな身なのに、その奥深くて気高くてふくよかな味わいは、格別です。今や、絶滅危惧種?高級魚になってしまっているらしい。冬の季節の風物詩のようで、先日、京都の錦市場に行った時も、淡水魚専門店の店先に申し訳なさそうに、ほんの少しだけ売っていました。もちろん、購入して、我が家のおみやげに。
家人がお土産のモロコを食べながら言っていました。「こいつがおいしいことは、魚自身が一番よく知っていて、外来種魚の餌食になってしまって、だから数が減ってしまっているんだ。」なるほど。
<とまと>