先日仕事で香港に行く機会があり、久しぶりの香港(中国返還後初めて)に、日本の外食、食品企業の進出の多さに感心した。しかし違和感は無く不思議な感覚で、牛角や和民、吉野家にセブンイレブンやジャスコその他色々溢れていた。
その中で今回はふたつの日本のパン屋、山崎パンとリトルマーメードを見て来た。
いずれのパン屋も香港に数店舗出店しており地元に根付いているように見えた。
山崎パンの店舗には日本でも見られるお馴染みの食パンも売られており、それらは現地工場で生産して店舗に並んでいるらしい。
リトルマーメードの店舗は、綺麗で開放感がありこちらも中々の繁盛振りに見えた。
また、居酒屋や外食産業には今回行く機会が無かったが、週末であったせいか、入店待ちで並んでいる店も多かった。
特に繁華街は人出が多くごったがえしており、町に活気が感じられた。
香港の周りのアジア圏は成長著しく、その活気がそのまま香港には有った気がする。同じアジア圏にありながら、最近の日本にはあまり感じられない気がした。
今まで自動車や家電メーカーばかりが進出している感じがしたが、外地で日本の食品関連企業を見て、成長著しいアジアで日本の食品企業もがんばっていると感じた。
我々食品流通業はこれから成長していくアジア市場とそこへ進出する日本企業へ、どのように貢献していくことが出来るのか?まだまだ考えは纏まらない。
砂糖屋けんちゃん