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カーボローディング

2010.10.14 UPDATE

先日、八王子ロードレース(10km)に出場してきました。
過去に膝をケガして以来2~3km走ると必ず痛むようになってしまい、長距離のランニングはもう厳しいのかなと思っていたのですが、トレイルランニングの選手に「トレーニングで必ず治せる」とアドバイスをいただき、少しずつ走り始めたところ大分距離も走れるようになってきた為、目標を東京マラソンに設定。今回はそれに向けてまずは10kmに挑戦しました。

レースの数日前になってふとカーボローディングをしてみようと思い実践してみました。カーボローディングとは、レースや試合の前に身体に炭水化物を詰め込み、エネルギー源を貯えること。炭水化物は消化吸収されたのち、肝臓と筋肉にグリコーゲンという形で貯えられ運動時のエネルギー源となります。
レース2日前のお昼につけ麺を食べに行ったことをきっかけに、その際大盛を注文し、そこから私の高糖質食生活がスタートしました。その日の夕食は普段のごはんに加えパスタ、さらにパンを詰め込みました。翌日も朝昼晩すべてうどんやパスタを中心に2~3人前食べました。

その結果、レース当日にはそれまでより体重が約1.5kg増えました。カーボローディングを行うと体内の水分が増える為、体重が増加、体脂肪率は減少するそうです。今回体脂肪率は計っていませんが、ひとまず成功したようです。

あとは当日の調整です。レース約3時間前にやはり炭水化物中心の食事を済ませ、1時間前に軽食としておにぎり1個。ここまでは順調でした。あとはスタートまでの間、こまめに水分補給をするのですが、ここで痛恨の調整ミスです。直前の緊張感もあってか水分を取りすぎたようです。スタートから5分でわき腹が痛くなり、早くも苦痛に耐えながらの展開に。そしてなぜかスタートからわずか2kmの地点に給水ポイントがあります。すでに水分過多でまだまだ給水の必要などないのに、ランナーっぽく給水してみたいという思いからドリンクを手に取ってしまいました。すると慣れない給水で見事にむせこみわき腹がさらに痛くなってしまいました。おまけに朝までの雨が嘘のような日差しが容赦なく降り注ぎ余計に体力を奪っていきます。

それでもなんとか普段のトレーニング時よりは速いペースで完走することができました。

苦しいレースだったにも拘らず、翌日にダルさや身体のハリがほとんどなかったのはスポーツサプリメントZENを飲んでおいたおかげでしょうか。
次回は11/27の東京マスターズロード選手権(ハーフ)に挑戦です。

 

田中宏明

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