採用情報

ホームベーカリー

2010.07.22 UPDATE

ホームベーカリーが我が家にやってきた。休日の朝、焼き立てのパンで朝食をとることが夢だった。ちょっと大げさかもしれないが、本当に夢だったので、とてもうれしかったのだが・・・・。
道具があれば、出来上がったようなものだと錯覚するのは私の悪い癖だ。学生時代に友人のノートをコピーしただけで、勉強した気になっていたあの頃の苦い経験が思い浮かぶ。夢の朝食への道程は遠かった。

1回目、説明書を読まずに作業に入るのも私の悪い癖だ。水を入れ、小麦粉をはかり、ドライイーストもきちんと計って内釜?に入れ、タイマーをセット、スイッチON。翌朝、確かにパンらしきもの?ができていた。白い・・・小さい・・・。不安な気持ちを奮い立たせて、スライスした。あったかくて、おいしそう・・・。食べてみた家族の顔に????の表情が浮かぶ。私も一口、やはり????。味がない。早速取説の配合をチェック、砂糖と塩を入れてなかった・・・・。家族の非難にもめげず、ピザトーストにして何とか食べた。

2日目、同じ失敗は繰り返してはならない。水、小麦粉、砂糖、塩、ドライイースト、バターすべて計量完了。内釜にいれ、タイマーをセット、スイッチON。翌朝、前回以上に酷い結果になってしまった。塩っ辛くて食べられない。塩の量は・・・間違いない。原因、パンが小さい、膨らんでいない。ドライイーストの量は・・・間違いない。説明書をよく読んでみると、ドライイーストと塩は混ぜてはいけない、ドライイーストを水に長くつけると発酵が弱くなる、との記載があった。水にドライイーストと塩、砂糖、バターを一緒に入れたため、醗酵が弱く、パンの容積が小さいため塩分が濃くなってしまった。書いていて恥ずかしくなるが、ついに3回目に焼き立てのおいしいパンで朝食をとる夢がかなった。
しかし、このように失敗談を自慢話のごとく書いてしまって人事考課に影響があっては困る。今回は匿名にさせていただきます。休日の朝食はしばらくパン食が続きそう・・・

そんな私は、パンガッパ

pageTop