長女が通う都内の女子高校の文化祭に行って来た。
今年は新型インフルエンザの影響で、一般公開は中止になり、来場者は父兄、卒業生だけなので例年に比べてちょっとさみしい気がした。私の学生だった頃と比べると飲食店が多いのに驚かされた。プロの飲食店(チェーン系のファーストフード店等)がピザ、ハンバーガー、寿司、クレープ、アイスクリーム、焼ソバ、焼ビーフン、唐揚、大学芋、玉こんにゃく。生徒の模擬店も、パウンドケーキやクッキーと飲み物セットを売り物にする喫茶店や甘味処、餅茶屋等々、趣向を凝らした店が立ち並ぶ。研究発表、作品展示などのブースは閑散としているのに、プロのお店と模擬店を問わずいずれも大盛況。なかでも調理部のブースは30分待ちの行列だった。娘の情報だと1年生はもっぱら皿洗いをやらされるそうだ。これも娘の情報だが、売上も結構な金額になるらしい。
娘は昨年、友人たちと喫茶店を出店した。具体的な金額は忘れたが、2日間にしてはびっくりするような金額だった。ただ、材料費等を差し引いた利益は全てバザーの売上と合算され福祉団体に寄付される。
ダンス部や音楽部の発表もあり、女子高らしく黄色い歓声がとびかっていた。しかし、インフルエンザの影響で発表を取りやめになったクラブもあった。「この日のために練習をしてきたのに・・」という無念さを思うと、やりきれない気持ちになった。
今年、高2の長女は実質的に最後の文化祭であった。来年は受験、卒業・・・と考えると月日の早さを感じる。部活の後輩達に指示をしたり、友人たち校内を楽しげに歩いている娘を見て、改めて彼女の成長を実感した。
「さて、そろそろ子離れするか。」そんな私は、
親ばかガッパ