年末年始は旅番組とかグルメ情報番組の特別番組が多く放送されるが、そんな番組を見ていたら、昨年の夏休みの事を思い出した。
昨年の夏休みに、伊豆の伊東にある断食を行う宿泊施設に4泊5日滞在する機会を得た。断食といっても、毎食3杯のにんじんジュースを1日3回と1日1杯の味噌汁(具なし)は出される。だが、固形物の摂取はないので、初日は一日の大半の時間に空腹を感じた。二日目以降は多少のなれもあり、空腹に悩まされることは少なくなった。しかし、夜はテレビを見たりして時間を過ごすことが多い。その時に感じたことは、なんと食に関する番組、情報が多いことであろうか、ということだ。旅番組はもちろん、ドラマ、ニュース番組にまでグルメ情報というものが満載である。本を読もうとしても、空腹感で集中できず、ついついテレビのスイッチを入れてしまうと、食欲をそそる番組ばかりである。昼間は近くにある美術館に行ったり、一碧湖等の観光地を散策したりして、ウォーキング&気晴らしをするのだが、これも時として空腹に追い討ちをかけることになってしまうこともあった。最近の美術館にはしゃれたカフェが併設されていることがあり、シフォンケーキ、カレー、クレープ等の自慢メニューを競っているし、観光地では定番のイカ焼等の屋台が軒を連ねている。これも結構なストレスになる。食べ物のにおいに敏感になっているので、スパイシーな香り、甘い香り、こうばしい香り等々の誘惑が押し寄せてくる。そんな誘惑との戦いの4泊5日であった。ただ、短い滞在期間であったが、健康について考えるいい機会であった。滞在期間での体重減は数キロであったが、それ以上の何かを得たと思う。そこでも食べ放題があった。何だと思いますか?答は、レモンと梅干。食べ放題とはいってもねぇ。
そんな思い出の反動?もあり、今年のお正月はかなりの体重増となってしまったが、気分一新、今年も健康に心がけてあせらず一歩一歩でもダイエットに励みたいと思った。
伊豆にいるときは、おなかはいつもグーグー鳴っていた・・・・
そんな私は、グーグーガッパ