1月といえばこのお菓子!というか、1月しか食べられないお菓子、ガレット・デ・ロワ。以前にも、このひとこと日記で書きましたが、どんなお菓子か簡単に言えば、アーモンドクリームが入ったパイ。中に陶器の人形が入っていて、当たった人は幸せな1年がおくることができるという、お正月のお菓子。
2年前の日記に書いたときには、締め括りに、これから流行の兆し?などと書きましたが、今や本当に沢山のお菓子屋さんでつくられています。パティシエさん達を中心に作られたガレットデロワ協会なるものもあり、コンクールなんかも行われています。私の中でも、ここ数年で、すっかり定番のお菓子となりました。
私は今年、すでに十数種類のガレットデロワを食べました。当然ですが、全部一人で食べた訳ではありません。(念のため)いろんなガレットデロワを食べ比べする会に参加したのです。1日に14種類ものガレットデロワを食べるという、なかなか出来ない体験でした。基本は一緒でも、それぞれに味わいやこだわりの違いがあります。パイは、塩気があるもの、チョコレート生地だったり、焼きがしっかりしているものや、焼き色がうすいものなど様々。もちろん、表面の模様も、シンプルなものから、芸術的なものまであります。中のクリームも、同じアーモンドクリームでも、皮つきアーモンドか皮なしアーモンドを使っているかで違うし、スイートポテトを思わせるもの、ピスタチオ風味など、個性がでます。食べ比べしたからこその発見がありました。
こんどは、本場フランスで、食べ比べがしてみたいです。
michico KAMATA