先週北海道へ出張で出かけてきました。「白い恋人」が発売再開したとのことでお土産にと思い札幌のデパートに寄ったところ何と行列が出来ていました。「何で問題起こした御菓子を行列に並んでまで買わなきゃいけないの?」などと心の中で呟きお客様のアポに間に合わないとシャレにもならないので「空港で買おう」と思い列には加わらず後にしました。
そして仕事を終わらせて新千歳空港へ!全部売切れでした。「日本はいったいどうなっているの?皆あの事件で怒っていたじゃあないですか?」「別にどうしても食べたかった訳じゃないから」と自分に言い聞かせて諦めて帰ることにしました。こんなことじゃきっと「赤福餅」なども発売再開したら同じことになるのだろうか?そういえばもう不二家の事など忘れている人が多いような気もします。良いのか悪いのかこれは日本人の性分?
そう言う自分がお土産に買いたいなどと思ったわけですから、自分で自分がよく判らなくなります。食品に携わりながら我ながら情けなく反省した出張となりました。
やはり食品は安全が確認され安心して口に出来る事が当たり前で、間違いが起きぬよう日々追求し継続していくことが我々食品業界に与えられた使命と心得、精進して参ります。
砂糖屋ケンちゃん