日曜日の朝、家内と散歩に出ることが多い。ウォーキングといったほど早足で歩くわけではなく、雑談をしながら1時間ちょっと歩く。いつも娘たちは夢の中、というかベッドの中?だが、先日は中間テストが終わったこともあり、久しぶりに4人で出掛けた。
この付近には元総理大臣宅が2軒あったり、故丹下健三氏設計の教会があったり、楽しみながらぶらぶら歩きができる。
途中でいつも立ち寄るパン屋さんがある。子供の頃たまに利用していたのだが、散歩をするようになって最近また利用するようになった。ちょうどちょっと休憩したいと思う頃にそこに到着するように散歩の道順を考えるほど、朝の散歩の楽しみになっている。
店内で買ったパンが食べられるので、デニッシュ系か軽いサンドイッチをカフェオレでいただくのだが、テラス席がお気に入りだ。近隣の借景の緑が美しく、高原のリゾートにでも来たかのような雰囲気だ。娘たちもすっかり気に入ってちょっとしたリゾート気分のなか、家族4人の会話が弾んだ。家内と二人の時は、帰りにフランスパンを買って帰り、娘たちと遅い朝食にいただくのだが、ここのパン屋さんのパンフレットを見てびっくりした。というのは、そのパンフレットによると、ここのパン屋さんが日本における本格的なフランスパン誕生の地である、とのことだ。教会の孤児院の子供達に職業を身につけさせようとフランス人の神父さんが考えた結果だということだ。1888年に教会の製パン部として創業、その後教会の信者であった初代社長が工場経営を引き継ぎ現在に至った、とのことである。
少しでも健康のために、と思って始めた朝の散歩ではあるが、娘たち曰く「美味しかったけど、消費カロリーより摂取カロリーのほうが多いよね!」 私「遠回りして帰ろうか?」 家内、長女、次女「パパ一人どうぞ!」
そんな家族での日曜 朝の習慣、やめられそうもありません。
娘「そんなに歩きたいなら、通勤の時に歩けば?」 私「ハイ、そうします。」
そんな私は・・・
ウォーキング・ガッパ