急に寒くなってきた。思いつくのは鍋。この日記でも何人かの人が書いているが、野菜、肉、魚等々いろいろな物が入っており、実にバランスのいい食べ物だと思う。湯豆腐のようにシンプルなのもいい。そんな時には豆腐をちょっと贅沢したり。薬味に凝ってみたりする。以前、豆腐だけではさみしいと、たらを入れたりきのこを入れたりしたら、ついついエスカレートしてできた物は「寄せ鍋」になってしまった。鍋の名前の定義がむずかしい。こんなバカなことを考えながら鍋を食べるのも一興である。ちゃんこ鍋と寄せ鍋との違いが私にはわからない。と言うか、わからなくなった。以前、ちゃんこ鍋には肉は鶏肉しか使わない、と聞いたことがある。すなわち四足(豚等)の肉は使わない、ということだ。力士が土俵に手をついて負けることを嫌っての習慣らしい。だから、私の考えでは、豚肉がはいっているのが「寄せ鍋」、入っていないのが「ちゃんこ」と区別されていた。しかし、最近のちゃんこには豚肉が入っているものがある。こうなってしまうと私の単純な頭だと混乱していしまう。まぁ、美味しくいただければどうでもいいことなのだが。たしかに身体が資本の力士にとって昔の習慣より栄養面を重視したり、現代の若い力士たちの嗜好を考えたりすると豚肉でもOKなのだろう。
美味しかった鍋の一つで、神宮前で食べた「たらちり」がある。たらのアラがたくさん入っていて本当に美味しかった。もちろん身もたくさん入ってはいるが、アラから出ただしがたまらなく美味しかったのを覚えている。
今夜は何の鍋にしようかな・・と思っている私は、
鍋ガッパ