今回私は甘納豆についてご紹介したいと思います。
甘納豆の種類には、小豆、大納言、金時、白花、紫花豆など豆が多種多様に使われております。
もちろん、栗や変わったところでは蓮の実なんか使われているものもございます。
甘納豆は非常に手間が掛かるものでございます。
蜜付けという工程は糖度を徐々に上げて段階を踏んで製造する為です。
皮が破れず豆の粒が残らないと商品価値が落ちる為非常に繊細な作業になります。
徐々に糖度を上げることによって豆の水分を糖に置き換える作業を行います。通常3回に分けて糖度を上げてゆき製品に仕上げていきますので、手間もコストも非常にかかる商品です。
余談ですが、海外の人が甘納豆を食べるとびっくするそうです。
豆をこのような形で食べる習慣がない為非常に興味を持っていただけるとのことです。
伝統の日本文化でもある甘納豆の消費にぜひご協力を。
菊池 栄二