料理をするとき、「ひと手間」、「ひと仕事」、「ひと工夫」が大切だとよくいわれる。たとえば、そら豆であるが、ちょっと気の利いたお店だと切れ目が入っている。これを見て、「カッコつけてる。」とか「気取ってる。」もっとひねくれた方(失礼!)は「なんかやっておかないとお金が取れないから。」などとおっしゃる。私もその1人であったが、自宅でそら豆を食べたくなって、自分で茹でてみた。そして、その理由がわかった。茹でたてはいいのだが、ちょっと時間が経つと皮がしわしわになってしまい、見るからにまずそうである。もうお気づきであろうが、皮の中の空気が温度が下がることによって収縮したためである。そのまずそうなそら豆を見ながら切れ目の理由がわかった。これも飲み屋さんで気がついたことであるが、ボイルしたホタルイカを酢味噌でいただく時、目が口の中に残るし見栄えも良くない。以前は買ってきた物をそのまま皿に盛り付けるだけであったが、最近では面倒でも目を取って盛り付けるようにしている。たいした手間ではない。プロではないので、たいしたことはできないのは当然である。(ここまで開き直ることはないのだか・・)だからこそ、ちょっとした「ひと手間」、「ひと仕事」、「ひと工夫」が大切だと思う。
外食する時、ちょっと好奇心を持って料理を楽しむのもいいものである。プロの技に迫るヒントがなにか見えてくるかも・・・・
あなたには、普段の仕事にこそ「ひと手間」、「ひと仕事」、「ひと工夫」が大切ですよ・・・という声が聞こえてくる私は・・・・・
テトリス(?)ガッパ