12月18日、日本各地は、記録的な大雪だったようです。
名古屋などは、五十数年ぶりの大雪だったり、日本各地で、12月にこんなに大雪が降ったことなどないようです。
東京も、急に冬らしくなり、寒さが身に凍みる?毎日ですが、こんな日は、やっぱり鍋で一杯だろうな・・・。
焼酎のお湯割りで一杯やりながら、具がグツグツに煮えるのを、ひたすら待つのも冬ならではの楽しみです。
鍋は、その日の予算と気分で湯豆腐だったり、水炊き、牡蠣鍋、鴨鍋だったり、小生は、北海道出身なので、石狩鍋だったり、とにかく、身体が温まる鍋は、何を具材にしても、良いのです。
小生は、池波正太郎が好きで、「剣客商売」や、「鬼平犯科帳」は、大好きな愛読書の一つですが、作品に登場する食べ物、特に、鍋物には、殊の外、興味津々で、「五鉄の軍鶏鍋」は、何度も家でチャレンジしたものです。
「剣客商売」の『辻斬り』『春の嵐』に出てきた鴨鍋も、読んでるだけで、目の前に鴨鍋が出てきそうな描写に思わず、その日は、もちろん、鴨鍋でした(真夏の蒸し暑い日でしたが)。
先日、猪鍋を食べましたが、実に美味でついつい酒を呑み過ぎたものです。
厚めに切った猪の肉に、こんにゃく、牛蒡(牛蒡は、猪の臭いを消す効果があるそうです。)、焼き豆腐、ねぎ、春菊。 出汁は、味噌仕立てで、酒が程よくはいり、酒飲みには、たまらない鍋でした。
最近は、韓流ブームのせいか、チゲ鍋もよくしますが、小生は、味噌味や、醤油味が好きなので、今日は、昨日スーパーで買ってきた広島産の牡蠣を具材にして牡蠣鍋を待っているところです。
子供たちも大きくなり、今日は、夫婦二人だけの食事です。焼酎をお湯割りにして、つまみは、牡蠣とホーレン草のバター炒めと、きんぴら牛蒡の煮物。
普段は、子供中心の肉料理ですが、今日は、自分たちの食べたい物が食べられるから満足できる食事になりそうです。味噌仕立ての良い香りが漂ってきました。出来上がりまであと少しです。皆さんも、今日は、気心の知れた仲間と、ワイワイ言いながら美味しい鍋を囲んでは。では、いただきます・・・・。
柳谷 健雄