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発芽穀物について、つらつらと語って参りましたが、これがプレファイナルとなりました。その訳は、後日お伝えすると致しまして。日常で、穀物食や発芽穀物を使用した商品が、かなり増えてきたのではないでしょうか?そういった実感をお持ちの方も少なくないと思います。デフレ経済の下、少子高齢社会が加速する一方、地球規模では新興の経済勃興国によるバイイングパワーにより、正に素材インフレを迎えています。斯様な環境化において、今すべきこと、求められるものは何か、を考えてみました。結論から申し上げると、如何に付加価値を高めるか、要は「自らが携わった仕事に如何程のリスペクトが持てるか」です。これは、食品スーパーを舞台とした某日本映画にテーマとして取り上げられており、小生もいたく感銘を受けたものでした。要は、自社が携わった商品をご自身のご家族、端的に申しましょう、お子様に先を競ってお買い求めになられるでしょうか?ということです。自身に誇りを持ち、日々邁進する事で世に進退を問う潔さと切磋琢磨による技術の向上を身近な方々の喜びとなり得るのです。中間流通の立場として、生産者、加工ユーザーなど、マッチメイキングに努めて参りました。小生は小生なりに、自身の家族に恥じない仕事をやろうと皆様の胸をお借りして参りました。スプラウトは今後、必ず皆様のお役に立てることと信じてやみません。加えて未曾有の市場性を秘めております。これを売れないとするのか、他に無いので売れる、いや、社会に貢献できると考えるかは気の持ちようだと思います。

藤原 英司

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