時々、ふと考える事があります。
人の味覚というものは実に不思議なものだなぁ、と。
例えば、同じ部類の食べ物なのに、「アレ」は食べれるが「コレ」は食べられない…という、妙な違い。
他人の意見を聞くと「何で食べれないの?その違いは何?」とよく疑問に思うのですが、実は私にもその妙な違いはあります。
例えば『小豆』。
身近な人はよく知っているのですが、実は私、苦手なのです(苦笑)
絶対に食べれない!というワケではないのですが、幼少の頃から餡ものやお赤飯がダメで、殆ど食べません。
当時出された茶菓子といえば、大概は大福や羊羹等の和菓子ばかり。それを食べれないというのだから
困ったもの。じつに和菓子屋さん泣かせな子供でした。
ですが、社会に出て数年。当時の上司に「ココの最中は美味いから食べてみろ。どうしてもダメだったら残していいから」と勧められて、渋々食べてみた、とあるお菓子屋さんの最中。
その最中は何故か絶妙に美味くてびっくり!
「これでもか!」と言わんばかりに、はみ出す位にぎっしり挟まれてる餡子なのに、いやはやどうして美味いのでしょう。
そのお陰で現在はどうにか食べれるようになりました。
が、決して克服したワケではなく、そのお菓子屋さんの『最中』は好んで食べますが、それ以外は未だ殆ど手をつけません。味が違うのです。違いが何なのかは説明しかねるのですが(苦笑)。
よく、チーズがダメな人がいますよね。その人達の中には「ピザにかかったチーズは大丈夫」という人がいます。
同じチーズ類なのに、その違いって何だろう?と思うのですが私も人のことは言えませんね(苦笑)
人の味覚は不思議です…。
M.A