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2009年04月24日

4月のタナボタ

牡丹

我が家の庭の真っ白な牡丹の花です。この牡丹は父方の祖父母が他界してから我が家の庭に植え替えたもので、母が毎年丹精込めて咲かせています。今年はたくさんの蕾をつけた分、一つ一つの花は少々小ぶりだそうですが、それでも大人が両手のひらでお水をすくように作ったお椀型に余る以上の大きさはあります。それがいくつも同時に開くと我ながら(我が母ながら、ですが)、見事という他ありません。‘立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花’の通り、美しい姿。近所でも評判で、「わざわざお花見に行かなくても、ここで十分ね」との声が家の中にいても聞こえてきて、ちょっと花(鼻)高々です。

しかしながら、花とくれば、やはり?団子、牡丹とくれば、ぼた餅というのが人情ですよね?このぼた餅の名前の由来は、春秋の季節毎のちょうど旧暦のお彼岸の頃に、ご供物として供えられた小豆餅が、春には牡丹の花に、秋には萩の花に見立てられたことにあるとか。(因みに夏には’夜船’、冬には’北窓’と呼ばれるそうです。)
見事な牡丹を眺める休日の午後、折りしも母がぼた餅を携え帰って来ました。
「おお~!これぞ‘棚から牡丹餅‘」

RK

投稿者 diary : 2009年04月24日 00:00