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2008年09月22日

「おいしい味」とは?

先日、長男が国語の宿題で頭を抱えていました。
20個ほどの単語が並び、その単語の反対語を選択肢から選ぶという問題。
「からい」の反対語が見つからないと言うのです。
どうしても見つからないと言うので一緒に確認していたところ、その前の問題「まずい」の反対語が「あまい」になっていたのを発見!

おぉ、さすがは砂糖屋の息子!!と、おおきな花マルでもつけてあげたかったところですが、どうやら選択肢にあった「おいしい」の単語を見落していたらしく、まずくないもの、おいしそうな言葉は何か考え抜いた挙句、「あまい」を選択。
それで「からい」に対応する言葉がなくなってしまったのでした。

なるほど、やっぱり「あまい=おいしい」なんですね。
考えてみると我が子たちが生まれたばかりの産院で、母親に母乳が出るようになるまでの数日間は、替わりに「5パーセント糖水」(つまり砂糖水)を飲んでいました。
初めての哺乳瓶の感触に渋い顔をしていても、甘い水が口に入っていやな顔をすることはまずありません。
砂糖の甘さ=人間として最初に味わうおいしい味覚、そして生命を支えるエネルギー源。
大人になって好みの差はあれど、疲れた頭や身体を癒すのはやっぱり甘いもの。
そして登山のお供にはチョコやキャンディー、非常食のカンパンには氷砂糖が欠かせません。

「甘さ控えめ」ブームが一段落した今、あの甘い甘~いドーナツショップに行列するのは、そんな本能を抑えてきた反動からでしょうか?
やっぱり甘いものはおいしいのだ!!

石田 照治

投稿者 diary : 2008年09月22日 00:00