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2007年12月17日

これからの食卓事情その3

今回で3回目になりますが、小麦粉製品が来春以降も大きく値上げになる見通しです。
政府から小麦粉製粉メーカーへの売り渡し価格が10%上がった事は前回お話をさせて頂きましたが、来年4月には30%以上のアップが小麦粉関連業界では騒がれています。
今年までは値幅制限として、4月に5%、10月に10%と設定をされていましたが、来年4月以降については、値幅制限を撤廃する様な噂も囁かれており、もし値幅制限が撤廃になれば、菓子用の薄力粉で47~48%、うどん用の中力粉で33%前後、パン用の強力粉で30%を越す値上となり、値幅制限が適用されても10月の様に10%で済む事は先ず無いとの見方が大半を占めており、30%以上の値上げは必至となりそうです。
 牛乳も来春以降の値上げが発表になり、1リットル当り10円以上の値上げになるのではないかといわれております。
 業務用の食用油(揚げ油)の値上げも1月以降、1キロ当り12円~18円の値上げ案内も各メーカーが発表しており、食用油については、まだまだ天井の見えない値上げ傾向にある。
 上記の内容を踏まえ、明治乳業も取扱商品の値上げ発表を行い、山崎製パン、日清食品も来春以降、もう一段値上げをしなければならない状況になるとの見解を発表するなど、私たちの食卓事情も段々と窮地に立たされていくのではないでしょうか。

T.Y(2号)

投稿者 diary : 2007年12月17日 00:00