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2007年03月05日

スィ-ツウエディング

先週末の良く晴れた風の強い日に、私達は夫の甥っ子の結婚式に招かれて、横浜みなとみらいにある、まだ新しいヨーロッパ調の白く可愛らしいチャペルの結婚式場まで出かけてまいりました。
二人は高校からのお付き合いで、10年越しの愛を実らせてこの度めでたくこの日を迎えたわけです。

さて夕方より始まったディナ-なのですが、純フランス料理のメニュ-は、会場とともに厚い本のようなものを渡されたのですが、そこにはお料理の説明を一品ずつきれいな挿絵をおりこませ、ソースの説明やこの肉の出来上がるまでの一週間の工程などわかりやすく書いてあり、ひとつの絵本のようになっているのです。そのメニュ-の順番どおりに美味しいお料理はでてきます。お味の方は「ウ~ン!」という具合。でもそれ以上にうならせたもの、それは・・・

二人のお色直しが終わり会場の照明が変わり、新郎、新婦の入場!お嫁さんは白いフリルのエプロンドレス。甥はなんとパテシエに扮して登場!
その直後に「皆さんにも素敵なプレゼントを!」とアナウンスがあった瞬間、左壁側一面に下がっていたドレ-プのカ-テンが一斉に開き、ガラス張りのサンルームには、ながーいテーブルに何十種類のスィ-ツが素敵にアレンジメントされた花とともに山のように並んでいるのです。
ケーキ、焼き菓子、フルーツ、アイスクリーム。そこはまるでお菓子の国の様・・・
お好きなだけどーぞ、指をさせば六人ほどのパテシエがいくらでも取り分けてくれるのです。若い女性たちはみな大喜びです。
しかもどれもウインドゥに並んでいる様なケーキ。お腹いっぱい、しかも慣れない着物で苦しい状態なのに卑しくも4品はたいらげました。
今やスィ-ツはメインのお料理をしのぎ主役になっている、そんな瞬間を肌で感じました。もっとも女性はコース料理が終わるとどんなデザートが出て来るのかワクワクしますよね、しかし結婚式の演出にされるほどになるとは・・
まさにスィ-ツ革命です。本当に甘い、甘い結婚式でした。

ヤスミ・H

投稿者 diary : 2007年03月05日 00:00