« マグロ | 我が社のひとこと日記 | うさぎPART2 »
2006年12月01日
今年も残すところ1ヶ月となりアッという間の一年でした。
12月になると、毎年のことですが御節に入れる料理が気になります。仕事柄、御節に付き物の黒豆は、小生が煮ることにしています。出来はともかくとしてこれを仕上げて初めて一年が終わったと実感する昨今です。
黒豆の煮方については、関東風と関西風では、煮方も味付けも違うのですが、どちらも試した結果、最近では、関東風に落ち着いています。
仕事納めの翌日は、掃除もせずに黒豆作りに時間を掛けています。
今年は29日が仕事納めなので、家に帰って一晩黒豆を水で戻し、翌日、つけ汁ごと火にかけ、アクを取ります。
落し蓋をし、弱火でコトコト煮ますが、豆が煮汁から出ないよう数回差し水を忘れずに。時間にして1時間以上でしょうか。 指ではさんでつぶれるくらいになるまで煮て、ようやく砂糖の出番です。
砂糖を加えたら、10~15分ほど煮て、隠し味に醤油を加えるのが我が家流。
関西風も出来上がりが綺麗でいいのですが、砂糖を加える代わりに、蜜を作って漬け込む手間が、短気な小生には向かないのかもしれません。
関東風に仕上げると、場合によっては、シワ豆になる可能性もありますが、黒豆特有の香りが残り、しっとりした味と、確かな歯ごたえになります。
年末最後のお仕事でもありますが、ここには密かな楽しみもあるのです。実は、黒豆を煮ながら、小生は、片手にお玉、片手にお猪口を持ち、煮汁を味見と称して、可也の量を飲んでいるのです。ポリフェノールいっぱいの黒豆のエキスは、翌年の小生の健康維持に役立っているのかもしれません。
料理上手な方には、黒豆作りなど当たり前な事かもしれませんが、忙しく働いている家族が多い中、翌年も豆?に働けるように今年も黒豆作りに精を出す小生でもあります。
T・Y
投稿者 diary : 2006年12月01日 00:00