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2006年08月10日
私の三ツ星レストランデビューは昨年の6月、パリのピエール・ガニェールでした。そのピエール・ガニェールが、昨年の11月に南青山にオープン。先日、機会があって、ランチを食べに行ってきました。
ピエール・ガニェールのお料理は、ひとつひとつの素材もおいしいのですが、なんといっても組み合わせが天才的。さすが厨房のピカソと言われている方だけあります!また、ハーブとスパイス使いも非常に素晴らしい!一番感動したのはタンドリーのマシュマロ。あのタンドリーチキンのスパイス風味で、甘いとても不思議な感じのマシュマロなんです。また、私達の感覚だと、フルーツといえばデザートって感じがしますが、彼にとっては食材の1つなんでしょうね。パリでも日本でもフルーツの料理への取り入れ方がすばらしかったです。とにかく細分まで手が込んでいました。さすが三ッ星!お皿・グラス・カトラリー・小物のセンスもよく、サービスも行き届いていました。決して普段から行ける価格ではないですが、やはりそれなりのお値段がするのも納得。ちなみに、ランチは¥7,350(別途サービス料12%)プラス飲み物代です。
おまけですが、私が行った日は、なんとシェフが来日中だったんです!年に4回程来日するそうなので、とってもラッキーでした。しかも、取材の直前だったせいか、なんとメゾンカイザーのエリック・カイザー氏と木村周一郎氏までいたんです。いつもテレビや雑誌などの中の人達が目の前にいて、舞い上がってしまい思わず握手して貰っちゃいました~。
michiko KAMATA
以下参考までにメニューです。
・ターメリックのグラスロワイヤル
・タンドリーのマシュマロ
・生姜のサブレ
・ひよこ豆のエスペレット
・食パンとミルクをまぜ、パセリ・ミント風味で
アミューズ
・みずみずしい西瓜 メロンとサヤインゲン
・茄子のボニファシエンヌ風
・ブイヤベースのロワイヤル
・クロッカンな大根 海苔の香るベシャメル添え
・仔兎のリエット キャベツとへーゼルナッツのサラダ
前菜
・伊達若鶏の冷製 爽やかなジュレとレモンのコンフィ 黒米のクリーム
魚料理
・赤ハタのポワレ セミドライトマトのマーマレード
モロヘイヤとズッキーニのソース
口直しに・・・
・山葵とメロンのシャーベット 青りんご フレッシュブルーベリー
・薔薇の香りをつけたライチゼリー
・ピスタチオナッツ
・プラムをカカオの生地で
デセール
・サバランパイナップルのコンポート生クリーム
・ラムシロップの氷菓子生姜グレープフルーツ
・バニラのパルフェをマジパンで包んで キャラメルのソースとフロマージュブランのソース 食用花
・ショコラピエールガニエール2006年版
写真とメニューで味を想像するか、気になる方は是非食べにいってみてください。
投稿者 diary : 2006年08月10日 00:00