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2005年09月08日
学生時代に数ヶ月ですが、イギリスにホームステイをしたことがある。英語力のない私としてはずいぶん苦労したが、英語にない日本語?にもずいぶん悩まされた。たとえば、食事のときに自然に口にする「いただきます。」という言葉。食事は家族と一緒にするのだが、配膳されて、家族全員が席について、食べ始めるまでのタイミングが合わないというか、けじめがないというか、一人で食事をする時でさえ、小声で(時と場合によっては声に出さないでも)「いただきます。」を言っている私としては、なんともけじめがない。窮余の策で、両手を合わせてフォークとナイフを親指と人差し指の間に挟み、お辞儀をしてみた(幼稚園のお弁当の時間にやりませんでしたか?)。しかし、箸と違い重いシルバー食器では安定が悪く、ステイ先の家族からは変な目で見られるので、1回でやめてしまった。そのあと、家族からは「何の儀式か?」聞かれて困ってしまった。たしかに儀式といえば儀式ではあるが、深い意味はないことを説明し、「いただきます。」の習慣を説明した。家族もわかってくれて、それからは、奥さんが「さあ、召し上がれ。」みたいなサインを送ってくれことになり、私の小さな悩みも解決されたのだ。しかし、1週間もするとそのサインがなくても自然に振舞えるようになった。やはり、郷に入れば郷に従え、というか、習うより慣れよ、というか・・・・
では、「ごちそうさま。」はどうしたのか?これは簡単だった。食べ終わったら、「ありがとう、とても美味しかったです。」といってにこやかに席を立つのです。
今日はホームステイのときのニックネームで・・
T.T
投稿者 diary : 2005年09月08日 00:00