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2005年09月02日

郷土の味

先日、家族旅行で徳島県へ行ってきました。
香川県なら「讃岐うどん」高知県「かつお」など色々とありますが、徳島県の名産品があまり思いつかず、何を食べようか迷いました。
夕食時に徳島駅前を歩いていた所、一軒の焼鳥屋「とりとり」を発見。
見た目はどこにでもある焼鳥屋だったのですが、そこで徳島県名産「阿波尾鶏」と言う文字を発見し、とりあえず入ってみることにしました。
そこで、まず焼鳥を頼んでみたら、肉自体に味があり、とてもジューシーで、関東でも色々と焼鳥を食べましたが、今までに味わった事の無い旨味が口の中いっぱいに広がり、一人で10本近くをたいらげ堪能させて頂きました。会計時に支払った額も一人当たり2500円程度と非常に安かったのが強く印象に残っています。
帰ってきて「阿波尾鶏」について調べたら、徳島県内で古くから飼育していた赤笹系軍鶏の改良種だそうです。
徳島県西部や県南部の、自然に恵まれ、ゆったりとした環境の中で、80日以上かけて丹念に飼育された高級鶏肉。
特徴として、肉色はやや赤みを帯び、低脂肪で適度な歯ごたえがあり、甘みとコクがある。
肉のうま味成分であるグルタミン酸等の含量が、他の鶏種に比べ多いとの事が、文献に載っており、思わず納得してしまいました。
今度行った時には、もうひとつの名産「阿波牛」を食べてみたいと思います。

T.Y

投稿者 diary : 2005年09月02日 00:00