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2005年08月10日
8月。夏真っ盛り。夏と言えば、アイス。また、8月は私の誕生月(あと数日で余りおめでたくない年齢に、また一歩近づきます。)誕生日と言えば、ケーキ。
ではここで、アイスとケーキと誕生日、これにまつわる人生訓を一つ・・・
8月は私の誕生月でもあり、2歳年上の姉の誕生月でもあります。誕生日は、その年に唯一、自分一人が主役!になれる日のはずなのに、幼い頃の私にとっては、そう容易いことではありません。まず、私より数日先にその日を迎える姉の誕生日に合同で済まされ、ケーキの選択権でも度々ジャンケンで負け、飾りチョコの「○○ちゃん、△△ちゃん、おめでとう!」は常に姉の名前が先。ローソクの吹き消しも、姉の先制フッーー!!に勝てた例がありません。
そんな私にも、唯一、一人主役に抜擢?される年が巡ってきました。ちゃんとプロデュースしなくちゃ!!張り切って準備開始。ケーキは大好物のアイスで出来たアイスデコレーションケーキ、ローソクはピンクで統一し、一人で優雅に息を吹きかけ、大きく切り分けたアイスケーキをキティちゃんの紙ナフキンに乗せ・・・。完璧!!白いドーム型のアイスにイチゴとメロンとチョコとバナナ味の飾りアイスがテンコ盛り。2駅離れたお店から抱きかかえて持ち帰るのも、ドライアイスが入っているから安心、安心。後は父がプレゼントと一緒に帰ってくるのを待つばかり。・・・ピンクのお花は何個ついてた?バナナの小鳥は倒れてない?チョコは何の形?犬?熊?・・・何度確認しても、気になる、気になる。
さて本日のメインイベント、ケーキの登場です。蓋を開けて、あらビックリ。ドーム型のケーキはどこへやら。微妙なマーブル色の丸い平の物体が一つ・・・。賢明な皆様はもうお分かりでしょう?「人間、時には我慢も必要。我慢の果てに大きな喜びがある」
これは神様からの6歳の私への大きな誕生日プレゼントになったのであります。
ちなみにキティちゃんのナフキンが、私の涙を拭うのに大活躍したことは言うまでもありません・・・
K.REIKO
投稿者 diary : 2005年08月10日 00:00