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2005年08月03日
四万六千日
七月九日(土)
浅草 浅草寺のほおずき市へ行ってきました。
モノグサな小生にとっては、この日お参りをすると、四万六千日のご利益があるとのことで、喜び勇んで行ったわけですが、動機が不純というか、普段の行ないが悪いのか、夕方から大雨になり、お参りはしたものの、ほおずきの方は、殆ど素通り状態。
「お参りがメインだから、ほおずきは要らない!」と、嘯きながら、仲見世通りを、大勢の参拝客に揉まれながら雷門まで戻ってきたのですが、どうも物足りない。雨も止まないし、雨宿りのつもりで一杯呑もうなどと思いつつ、都営浅草線の入り口付近まで来た時です。
目の前に、「四万六千日」の看板。
何となく看板に惹かれ、暖簾を潜った店は、シャブシャブの店。
お奨めは、豚しゃぶ。
夏の暑い日に、シャブシャブは如何かな?と思いつつも、カウンター席へ。
周りの客は、暑さを物ともせず、シャブシャブと格闘中。小生も釣られて二人前を注文(実は連れがいたので、見栄を張らずに、サービス品を注文)。
ところが、この豚しゃぶ、実に美味!
色、うす桃色にして実に食欲をそそる色合いで、歯ごたえも、軟らかすぎず、硬すぎず、一人前でしっかり満足できる量。
肉と野菜で、良く出ただし汁で作るラーメンで締めたのですが、併せて注文した焼酎も、気が付くと3合も空け、極楽気分!
早速ご利益が有ったのかな?などと一人悦に入っていました。
ご利益と、呑み屋が「四万六千日」で掛かっていたのも偶然とはいえ、不思議な物を感じながら、浅草を後にしました・・・・
柳谷 健雄
投稿者 diary : 2005年08月03日 00:00