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2005年03月11日
This column has turned to me. It is 50 minutes till a deadline・・・昨日水戸の近くへ行って来た。数週間前に比べ暖かくなったものである。あいにく棒振りであったので、梅や桜には縁がなかった。
この気温の上昇に伴い(?)やっと卵価が下がり始めた。昨年11月から卵が高い事をご存知の方も多いと思うが、理由は色々ある。一昨年暮れの鳥インフルエンザの発生、それに伴う需要の低迷が昨冬から秋口まで低卵価を招いた。そして農家の減少、雛の餌付けの減少・・等々。詳しい話は別の機会に譲るとして相場が下がり始めたのは朗報である。たかが卵の相場がと思われる向きもあるかと思うが、卵は色々な食品に使用されている。製菓・製パン、畜肉、製麺、練り製品、冷凍食品等多彩である。古い話では、瓶ビールのキャップの裏に付いているコルクを留める為に卵白を糊代わりに使用していたと聞いた。この高卵価、悲鳴を上げている食品メーカーが非常に多い。他でコスト削減をしても卵でコスト割れに陥ってしまっているとかなりの方からお聞きした。
家庭でも高い卵を購入したが食べ切れずに賞味期限を越え捨てている奥様方もいらっしゃるかと思う。これは原則夏場が2週間、冬場が3週間の賞味期限が付いているからである。しかしその期限は生で食す為の賞味期限であり、もったいないので私の場合は最後まで使いきっている。保存して卵黄が卵殻膜(簡単に言えば殻の内側の白い膜)にくっつかない限り加熱調理用(!)にまわせば経験上大丈夫である。海外では生で食す文化がないので賞味期限は格段に長い。しかし、もったいないと言って朝食の納豆ご飯用などに割ってかき回した卵を常温で放置し、夕方食すなぞ辞められたいと思う。過去には死亡例も有るので気をつけられたい。これからの季節、春からの食中毒が統計的にもっとも多いので食中毒に注意を喚起したい。
(S.T)
投稿者 diary : 2005年03月11日 00:00